保護者の方へ
MIZKAN MUSEUMに復元、展示されている長さ約20mの「富士宮丸為次郎船」は、1826年(文政9年)に中埜又左衛門が手に入れた310石積の弁才船。米を310石(1石=1000合)積めた弁才船は、半田から江戸まで酢を運ぶのに大活躍しました。
310石積の弁才船は、米1石を約150kgと計算すれば46.5t積めたことになります。よって現代の4t(中型)トラックだと約11台に相当します。
今の貨物船に比べればかなり小さな船ですが、200年も前にトラック最大11台分を江戸まで運ぶことができたのです。